ABMORIは、「後世に残そう森・水・いのち」~志賀高原から世界へ 未来へ~のコンセプトのもと、 上信越高原国立公園の中心に位置する志賀高原の森林再生を目指しています。 「日本の美しい風景を後世に継承する」ABMORIの活動を通じて、人と森の関わりを創出し、広く森の再生を呼びかけます。
播 種
どんぐりの苗づくり
ABMORIでは、「DNAレベルでの志賀高原の森林再生」を目指して、志賀高原で採取したドングリを使用して植樹用の苗を育成しています。
育成を担当するのは、ユネスコスクールである山ノ内町立東小学校の1・2年生の児童たち。ドングリの育成には3~4年間を見込んでおり、自分たちが育てた苗を海老蔵さんと植樹する予定です。
育 苗
苗の採取と移植
志賀高原に自生する稚樹を使用して植樹する。
志賀高原は標高1,500m~2,300mといった亜高山帯に位置し、その植生はオオシラビソやコメツガなど成長の遅い針葉樹が多く自生しています。自生している針葉樹の稚樹を移植・育成し、志賀高原の森林再生を促進します。
移植・育成を担当するのはユネスコスクールである山ノ内町立東小学校の3・4年生。移植活動を通じて、志賀高原の植生や自然環境などを学びます。
植 樹
スキー場跡地の森林再生
ABMORIは、志賀高原の閉鎖スキー場を活用した森林再生です。
日本の美しい風景を後世に継承する活動は、日本を代表する生態学者 宮脇昭氏の監修のもと、海老蔵さんの呼びかけに賛同する多くの皆さんの手で2014年から毎年1万本の植樹を実施しています。
→ABMORIで採用している宮脇方式とは?
環境教育
ESD促進とモニタリング
播種~育苗~植樹~森林再生
森林再生には100年、200年といった長い年月が必要です。
まずは10年のスパンでユネスコスクール中野西高等学校の生徒の皆さんが、植樹した苗の育成状況を記録するモニタリング調査を行い、植樹した苗や植樹方法の検証を行います。