ユネスコエコパークは、「世界遺産」で有名なユネスコの取組みの一つで、自然環境や生態系を守りつつ、その自然を有効活用し、地域や人間社会が発展することを目的とした「自然と人間社会の共生」を実践するモデル地域です。
近年では、自然破壊が原因で地球温暖化など様々な問題が起こっていますが、一方で、自然を守るために開発をやめてしまっては私たちの生活が出来なくなります。そこで、自然を守りながら賢く活用し、人と自然が共生できる形を探すのがユネスコエコパークです。

ユネスコエコパークはどこにあるの?

ユネスコエコパークは、志賀高原を含め国内に7か所、
世界では669か所が登録されています。
●志賀高原(長野県、群馬県)
●只見(福島県)
●南アルプス(山梨県、長野県、静岡県)
●白山(石川県、岐阜県、富山県、福井県)
●大台ケ原・大峯山(奈良県、三重県)
●綾(宮崎県)
●屋久島・口永良部島(鹿児島県)
●祖母・傾・大崩 (大分県、宮崎県)
●みなかみ(群馬県)

ほかの自然公園とは違うの?

ユネスコエコパークとして登録されるには、自然の価値だけでなく、自然を利用する地域の住民、研究者や地方公共団体などの、自主的かつ日常的な保全活動が重視されます。登録されたユネスコエコパークは地域づくりのモデルとして高く評価されたエリアの1つで、下記の3つの役割をもっています。

保存機能

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人間の生活とその影響も含めて、生物多様性を守るための重要な地域であること。

学術的研究支援

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持続可能な発展のための調査や研究、教育の場であること

経済と社会の発展

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自然環境と人間との共生のモデルになること

日常的な保全活動ってなんだろう?

ユネスコエコパークでは、何か新たな活動を求めるものではありません。いま行われている活動を見つめ直し続けていくこと、引き継いでいくことが重要です。スキー場跡地での植樹、雪氷熱や温泉熱の利用、外来種の駆除、自然環境の研究や観察、グリーンツーリズムの推進、地域の清掃や祭りなど、住民によって今まで行われてきた活動が自然と共生した地域づくりのモデルとして認められました。

3つのゾーンを設定する義務があります

核心地域の自然環境や生態系を保全するために、その周囲に2つの地域を設定することで重層的に保存しています。エコパーク内で一律に施策を組むより、メリハリを利かせ、そのゾーンに適した重点活動を考えていくほうが効果的なためです。

志賀高原ユネスコエコパークの場合、
核心地域:志賀山、鉢山、大沼池、四十八池湿原など
緩衝地域:志賀高原スキー場エリア、竜王山、地獄谷野猿公苑、万座温泉、本白根山、中之条町や草津町に広がる芳ヶ平湿原群、高山村の松川渓谷、七味や五色温泉など
移行地域:上記を除く山ノ内町と高山村全域

下記の地図でチェックしてみましょう。

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